息子がインフルエンザでお休みしていた時、息子が寝ている間にクッキーを焼きました。普段は時間が空くとケーキ類を作りたいなと思うのですが、実はここ数日、クッキーが作りたくて作りたくてたまらなかったのです。何故なら。
どうですこの抜き型!すっっごい可愛いでしょう?
足の形の抜き型なんです。丸っこい足の形は、なんとなく赤ちゃんの足を思わせる。可愛いなぁ、これでクッキー焼いたところ見てみたいなぁ・・そう思ったら居ても経ってもたまらず、即買いでした。
■クッキーの作り方
<材料>薄力粉150グラム、全粒粉50グラム、ベーキングパウダー小さじ1/4、卵黄1個分、バター80グラム、牛乳大さじ2、きび砂糖60グラム
<作り方>卵黄ときび砂糖と牛乳を泡だて器で混ぜ、別のボウルでやわらかく練り混ぜたバターを少しずつ加えて更に混ぜる。粉類をふるい入れてひとまとまりになるまゴムベラで混ぜ、ラップに包んで1時間寝かせる。取り出して型抜きし、170度のオーブンで15~20分焼く(お好みの焼き加減で。私はちょっと焼き過ぎました(笑))
出来上がり。
うちの息子は未熟児&逆子で早めの帝王切開だった為、とても小さく生まれました。手も足も細くて小さくて、こんな小さくてちゃんと育つのかしらと心配だったし、周りにもとても心配されました。足の大きさなんて、多分このクッキーよりも小さかったんじゃないかと思います。今でも周りと比べると小さい息子ですが、生まれたばかりの頃を思い出すと、よくぞここまで大きく育ってくれたと感謝の気持ちでいっぱいです。
そういえば、もう少し小さい頃、息子に聞いたことがあります。
「ねぇ、どうしてかーちゃんのお腹の中で逆さになっちゃったの」
すると息子は少し考えた後、こう言いました。
「えっとね。かーちゃんのおなかの中であそんでたら、まちがえちゃったの。」
そういえば娘の時と違って息子は夜になると元気に動き回って母のお腹を蹴り、お陰でなかなか寝付けなかったんだっけ。8歳の息子は娘と比べて夜に強く、放っておけばいつまでも起きているのですが、それを見るたび、お腹に居たときのままだなと思います。お腹の中のことを覚えていたとは思えないのですが、「遊んでたら、間違えちゃった」というのもいかにも息子らしい。ちっちゃな足で、バタバタ遊んでいて、それでひっくり返っちゃったんだろうな。でもそれに気付かずにそのまま遊んでたんだろう(笑)
クッキーは、子ども達と3時のおやつにいただきました。
一緒に作った、ミルクジャムをつけながら。
子ども達と食べる平日のおやつは、普段なら経験出来ない貴重な時間。
あれこれおしゃべりしながら食べるサクサクの赤ちゃん足クッキーは、コーヒーともよく合って、とても美味しかったです。