おいしい台所

きょうも台所にいます。

息子が手を離したときのこと

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少し前に。小学校2年の息子と出掛けたとき、いつものように手をつないで歩いていたら、いきなりぱっと手を離されたことがありました。

 

それまで、娘と私の手を奪い合うことはあっても、嫌がられることはなかったのでちょっとびっくりして息子を見ると、視線の先に同級生の姿がありました。

ナルホドナルホド。息子もお母さんに甘えているところを見られるのが恥ずかしくなったかと、ちょっと淋しい気持ちになりました。

子どもは体も心も大きく成長することで、親がいなくても生きていけるようにならなくちゃいけません。そうしてあげるのが子育てです。でも親が、いくつになったら手をつながない、いくつになったら抱っこしない、いくつになったら一緒に寝ないと決めるものではないと思います。決めるのは子どもで、親は子どもが親を欲して甘えてくるうちは、子どもが満足するまで受け止めるべき。そう思って、求められれば手をつないできました。



私が小学校3年生位の頃。

お祭りの帰り道、慣れない浴衣や下駄に疲れてしまった私は、父に甘えておんぶしてもらったことがありました。 父はにっこりとおぶってくれましたが、それを見た母が、「もう3年生なんだから甘えるんじゃないよ!」と厳しく私に言いました。

父は私を降ろしませんでしたが、おぶわれながら切なくて仕方なかったのを覚えています。子どもは、親のほうから切りはなされると悲しいのです。自分からは平気で切り離すくせに、ずるいですよね。でもそれが子どもなのです。


今は娘も息子も、家の中では抱っこをせがんだり、私の膝を枕にしたりとスキンシップを求めてきますが、いつか友達の前で手を離されたように、家の中でも子どものほうから離れていくんだろう。

 

(ずるいよ、散々甘えてきたくせに、勝手に離れていっちゃうの?)そう思っても、淋しいけれど、それは子育てが上手くいっている証でもあるのだと思います。

娘はさすがにもうないですが、息子は今でも抱っこをせがみます。体の小さい息子を抱っこしながら、あとどの位抱っこ出来るかな、どの位手をつなげるかなと考えます。

 

 

淋しいですね。

 

子どもに甘えさせるのは、子どもが甘えてくれるのは、子育ての大きな楽しみなのだな。

 


今になったからわかることです。

 

 

 

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