赤に、黄色に、青に、銀に・・・
色々な色が絶妙なバランスで
織り重ねられた布。
これ、「さをり織り」と呼ばれる
織り方で織られた布なんです。
「さをり織り」とは、自分が感じるままに、
使う色も順番もすべて自分の
好きなように、自分を表現するように
織るアートとしての手織り。
1969年に、城みさをさんという方が
生み出したものだそうです。
先日、お仕事の関係で
知的障害者の自己活動支援をする
ＮＰＯさんとご一緒する場がありました。
そこで売られていたのがこの
「さをり織り」でした。
お財布や、ポーチなど様々に加工
された布は、全てそちらの工房で
知的障害を持つ方たちが織ったもの。
皆さん、休憩時間を削ってまで
集中して作品を作りあげるそうです。
仕事の場でしたが見ているうちに
どうしても欲しくなり、迷いに迷って
買って帰ったのが冒頭のコースター。
赤の隣に黒とか、太い線の合間の
細い線とか、自分では考えつかない
デザインで、それが重なり合って
素晴らしいアートとして完成しています。
４枚セットになっていたのですが、
どの組み合わせも素晴らしく
これに決めるのにどれだけ時間が
かかったことか(笑)
それでもこんな素敵なものを手に
入れられたことがとても嬉しく、
帰り道はカバンに入ったコースターを
見るたびニンマリ(笑)
大切に大切に使おうと思いました。
週末、家族で飲んだ梅ソーダ。
コースターの色がグラスに映り
「ああきれいだな。素敵だな」と
思いながら飲むソーダは
なんだかいつもより美味しく感じました。
＊＊トラコミュ作りました＊＊。
台所しごとについての楽しい情報が集まると嬉しいな。
 台所しごと |
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