おいしい台所

ほどほど家事で、おいしい暮らしを。きょうも台所にいます。

骨董市で買った薬瓶

2014101902

 

これ、何だかわかりますか?

 

直径10センチ、高さ17センチ、

昔昔に使われていた、薬瓶だそうです。

 

 

今年の7月、良い天気の土曜日に、

電車で骨董市に出掛けました。

そこでこの薬瓶を見つけ、買ってきたのです。

 

 

骨董市って、「このお店へ行けば、必ず

コレがある」というものではありません。

基本的に、その日そこにあるものが売り物。

 

だから目的なくぶらっと行くことが多い

のですが、そうするとその日の自分が手に

とるもので、自分がその時何に興味が

あるかがよくわかります。

 

小皿ばかりに目がいくこともあれば、

布ばかりに目がいくこともある。

カゴばかり手に取っていたり、

家具ばかりを触っていることもあります。

 

その時々、自分の興味や心の状態によって、

欲しいなと思うものが違う。

だからその日の自分の状態とぴったり

波長が合うものと出会えたら、

それはもう運命の出会いなのだと思います。

 

 

 

骨董市へ行った日は、とっても暑い日でした。

それもあってか、何故かその日の私は

ガラスばかりに目がいきました。

グラスやデザート器、おおぶりのもの、

小さな花器・・ガラスといっても色々あります。

 

少しくすんでいるもの、気泡の入ったもの、

青いもの、薄いもの・・

そんな中で、私の目が惹きつけられたのが

この「薬瓶」だったのです。

 

 

お店の前を何度か行き来し、ためつすがめつ

眺めていたら、お店のおじさんに声を

掛けられました。

 

「これ、気になってるねぇ。これね、もとは

漢方薬が入っていたの。だから匂いが

ついちゃって、洗うの大変だったんだよ。

でももう匂いしないよ。ほら、きれいでしょ?

薬が入っていたんだから密閉性は抜群。

どう?3000円」

 

店構えと打って変わったおじさんの軽い

感じに戸惑いましたが(笑)、

見ているうちにどうしても欲しくなり、

3000円を払って重いガラス瓶をぶらさげ、

帰路についたのでした。

 

 

 

 

そして今このガラス瓶、おやつ入れとして

大活躍しています。

 

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ドライフルーツにかりんとうにサブレ。

袋から出してそのまま入れますが、

中のお菓子が湿気たことは今のところなし。

 

おじさんの言ったとおり密閉性が良い、

ということもありますが、それよりも

湿気る前に食べてしまうというのが

本当のところかもしれません(笑)

 

 

だってこれに入れると美味しそうなんです。

子ども達も私も、ついつい手が

出ちゃうんですよね。

 

2014101901

 

 

 

自分の波長と合ったものは、

自分の家にも生活にもすぐに馴染む。

それが骨董のすごいところです。

 

 

 

 

こういう出会いがあるから、

骨董市はやめられないんだよなぁ・・。

 

 

次はいつ、

どこの骨董市へ行こうかな。

 

 

 

 

 

 

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覗いてくださり、ありがとうございます。

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また遊びにきてくださいね!

 

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