おいしい台所

ほどほど家事で、おいしい暮らしを。きょうも台所にいます。

禁断の甘いパン~成城石井のボッカブレッド

最近気に入ってよく買っているパンです。

成城石井のボッカブレッド。厚みは普通の

食パンの6枚切り位あるのですが、大きさは

約10センチ角で普通の食パンよりだいぶ

小ぶりなサイズです。

 

これ、ちゃんと厚みがあるのに小さいので

子ども達の一食に調度良い量なんです。

そして最近は朝食のときにスムージーや

スープなどで野菜や果物をたくさん食べるので、

大人の私のお腹にも、このサイズ調度良い。

イーストフード不使用、ライ麦のサクサク感

もあって美味しく、度々朝食に登場しています。

 

 

先日いつものように朝のプレートにこのパンを

出しながらふと思いました。

 

 

「このサイズなら、アレが許される。」

 

 

 

夫の実家で義父が美味しそうに食べ、

「これ美味いんだぞー」と子ども達に切り分け、

今や孫たちに「じじ、あれ作って」と頼まれる程

大人気の「アレ」。そして大人も絶対食べたい

はずなのに

 

「いや・・お母さんはいいわ。」

 

と遠慮させてしまう、それ程

「食べたいけど食べたらダメ」オーラを

まとう禁断の食べ物。それが、

 

 

「砂糖ぱん」

 

 

・・いや、だってですね。

食パンにこうマーガリンをたっぷり

塗るわけです。でもってその上に、

上白糖をこれまたたっぷり。

 

 

 

それをのばしてトースターで3分。

どうだ、甘いぞ、美味いぞ、と。

でもって太るぞ、どうだ食ってみろと。

こんがり焼けた体で訴えかけてくるわけですよ。

 

 

マーガリンも砂糖も摂り過ぎはよくないだの、

砂糖の甘みは血糖値を急激に上げるだの、

そんな正しい食知識を

 

「それがどうした、美味いもんは美味いんだ」

 

と強烈に惹きつけるパワーが、

この砂糖ぱんにはある。

 

 

でも一度食べたら戻れないかもしれない。

一線を超えてしまうかもしれない。

・・ああ恐るべし砂糖ぱん。

 

 

ボッカブレッドを見ながら、そんな

禁断の砂糖ぱんを思い浮かべてしまったのです。

 

そして、

 

このサイズなら許されるんじゃないか。

このサイズは砂糖ぱんのためにあるんじゃないか。

だって今このサイズで作らなかったら

私は一生砂糖ぱんが食べられない!

 

という、どっからどう見ても

「自己嫌悪に陥らずにいかに砂糖ぱんを

美味しく食べるか」なだけの、単なる言い訳を

繰り返しながら、作りました、砂糖ぱん。

 

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もーー、ジャストサイズ!

マーガリンの塩気。そこに溶けた砂糖の甘み

そしてその両方がじんわりとしみこんだパン。

ああ、もうちょっと・・と思う位でなくなるサイズ。

 

そう、これを超えると戻れない。

だからこのボッカブレッドのサイズは

砂糖ぱんにピッタリなのだ。

 

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「自己嫌悪に陥らずに禁断の砂糖ぱんを

食べられるボッカブレッド」。

(注:そんな商品名じゃありません。)

 

 

成城石井で見つけたら、

皆さんも是非お試しください(笑)