おいしい台所

きょうも台所にいます。

白の米びつ

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私が小学校の高学年位の頃だったでしょうか。

母がお米のとぎ方を教えてくれ、時々お米とぎの

手伝いをするようになりました。

 

「米びつの3を1回、1を1回押してね」

 

うちは毎晩4合のお米を炊いて食べていました。

今考えると小学生2人に大人2人。随分

多かったような気もします。でもきっと

食べ盛りの私達と晩酌をあまりしなかった父、

そして「たくさん炊いたほうがご飯は美味しい」

が口癖の母には調度良い量だったんでしょうね。

 

米びつのボタンを押すと、じゃーっとお米が

出てくる音。そのお米をお水でといで、母が

水を入れ、ガス窯でご飯を炊いていました。

 

 

 

結婚準備をしていた時母からまず言われたのは、

「米びつはどうするの?」でした。

母からすると、何を置いてもまず「お米」。

私が、「プラスチックの入れ物で充分」と言うと

信じられないという顔をしたのを覚えています。

 

 

皆さんは米びつ、どうしてますか?

 

私もお米(ご飯)は大好きなのですが、

だからこそというか、たくさんのお米を

計量つきのいわゆるライスストッカーに

じゃーっと入れる感じが好きではありません。

お米が底のほうにぎちぎちと詰められて

しまうのが、なんとなく嫌なんです。

 

計量するときもきちんと手を使って

こぼさないように1合ずつ量って入れたい。

お米ってきれいなんですよ。

手を入れるとすごく気持ちがいい。

新しいお米を米びつにあけると、

きれいなお米に触らずにいられません。

 

 

だからうちでは、普通の、何てことない

プラスチックの米びつを使っています。

 

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台所の、流しを振り向くとすぐにある作業台の

棚にちょこんと。

祖父から教わったニンニクの虫除けで、

虫がわいたこともありません。

シンプルすぎるくらいシンプルな白。とても

気に入っています。

 

 

 

でも小さな私が、米びつのボタンをそっと

押してる姿を思い出すと、懐かしくって

なんだかきゅーんとなります。

小さな頃の台所の思い出って、どうしてこんなに

温かく残るんだろう。

 

 

 

最近娘が時々お米とぎをしてくれるようになりました。

 

娘の記憶の中に、この白い米びつと台所の記憶は、

どういうふうに残るんでしょうね?