おいしい台所

きょうも台所にいます。

幼稚園か?保育園か?

「幼稚園か、保育園か。」

子どもを預けて働くことになった時、幼稚園と保育園ってどんな差があるのか。

子どもにとって、どっちがいいのか・・

働くお母さんには悩ましい問題ではないでしょうか。

今私は小学校低学年の子ども2人を育てながら働いています。

子どもたちは0歳から保育園のお世話になり、小学校に入ってからも

学校の後を学童で過ごしています。

子どもたちにとっては親が働いているのも、自分達が預けられているのも当たり前で、

どの場所でも本当に元気に楽しく過ごしてくれています。

私の場合はフルタイム勤務なので選択の余地がなかったのですが、

それでも子どもにとって本当に保育園で良いのか、悩んだことがありました。

何故なら私は幼稚園育ち。制服を着て、幼稚園バスで通った幼稚園には

それなりに楽しい思い出があったし、自分が育ってきた環境にも自信がありました。

そもそも保育園と幼稚園とは、その目的が全く違います。

根拠となる法令も、幼稚園は「学校教育法」、保育園は「児童福祉法」。

簡単に言えば、幼稚園は幼児のための学びの場、保育園は保育に欠ける

(・・という言い方は好きではないですが、法のままで言えば)幼児の保育の場、

ということです。

保育園育ちで、学力に差が出ないだろうか。

仕事をパートに切り替えて、子どもを幼稚園に行かせるという手もあるかもしれない。

そうやって悶々と悩んだり心配したりしていました。

でも2人とも小学生になった今。

・・言いますよ。

・・言っちゃいますよ。

「保育園でも幼稚園でも変わらないじゃーん!」

言っちゃった(笑)

確かに幼稚園から来た子は最初からきれいに字が書けたり、

画用紙に上手に絵が描けたりしていました。

授業中も自信満々にさっと手を挙げてました。

でも、最初だけです。

何故なら、当たり前ですが、小学校での勉強はみんな同じだからです。

出来ない子には、ちゃんと先生は教えてくれるからです。

そして一年生の始めから、ずっとみんなで同じ勉強をしていくからです。

じゃあ、そこから伸びるか伸びないかは、何で違いが出るのか?

保育園や幼稚園で学ぶべきことは、食べること、遊ぶこと。

おはようございますといただきますとごちそうさまとさようならの挨拶。

たくさんのお友達と関わること。

それをきちんとこなしてきた子が、それまでに得られた意欲と好奇心と思いやりで

小学校からぐんぐん伸びるのではないでしょうか。

そして、周囲の大人たちが、子どもとしっかり関わることも、とても大切です。

子どもは大人を見て育ちます。保育園でも幼稚園でも小学校でも、周囲の大人が

どれだけ真剣に子どもと関わったかが、その子の心の成長に大きく大きく

影響するのだと思います。

だから、お母さんは自分の選択に自信を持って大丈夫。

子どもたちはそれぞれの場所でのびのびと遊び、

保育士さんや指導員さん、友達のお母さん、近所のおばあちゃん・・

そんな周囲の大人たちと関わり合い、褒められたり叱られたりしながら

色々なことを学んで、体も心もしっかり成長していきます。

結局親に出来ることは、幼稚園か保育園かで悩むことではなく

子どもがのびのび出来る環境を整えてあげること。

そして子どもを信じて見守ることなんですね。

もしかしたら幼稚園や保育園に限らず、

子どもの進路を考える時に共通することなのかも。

子どもってすごく強く、たくましい。

親が出来ることなんて、

実はたかが知れているのかもしれません。